胃潰瘍の検査・治療|大阪市梅田駅から徒歩2分、大阪梅田駅前 ゆう内視鏡内科クリニック HEP NAVIO院

胃潰瘍

胃潰瘍とは

胃液は、口から体内に入ってきた病原体の殺菌や食べた物を消化する作用があります。塩酸やペプシンなどを含んでいるため、強い酸性になります。粘液にはバリア機能があって胃酸に溶けることはありませんが、機能が低下すると胃にダメージを受けてしまいます。胃潰瘍とは、奥深い傷をえぐられている状態です。進行すると穿孔を生じやすいため、注意していただく必要があります。

胃潰瘍の原因

ピロリ菌感染と非ステロイド性抗炎症薬の服用が原因といわれています。非ステロイド性抗炎症薬には、処方薬と市販薬があります。胃の粘膜をバリアする作用により、潰瘍を起こしやすいです。また、ピロリ菌陽性の場合は、長期間炎症を生じているため潰瘍を起こしやすいです。胃をバリアする粘液の分泌量が低下することが考えられています。また、タバコやストレスも悪化する要因になります。治療は、ピロリ菌除菌を行います。除菌が成功すると、再発しにくくなります。お薬手帳を確認しながら、患者さんの状態に合わせて適切な薬を処方させていただきます。

ピロリ菌について

主な症状

  • 胸焼け
  • 胃やみぞおち付近の痛み
  • 背中の痛み
  • 食欲低下
  • 黒色の便
  • 吐血
  • 下血

食後は症状が落ち着きますが、お腹が空いてくると痛みを生じやすいです。放置しておいて悪化すると、潰瘍から多量出血や穿孔を生じやすいです。脈が速かったり、発熱や冷や汗、激しい痛み、血圧低下、吐血、下血などが現れていましたら早急に受診しましょう。胃の粘膜に穴が開くと、腹膜炎を発症して生命に関わることがあります。気になる症状がありましたら、速やかに当院まで受診しましょう。

検査方法

潰瘍の状態を観察するために、胃カメラ検査を行います。ピロリ菌に感染しているかを判定するために、検査中に一部組織を採っていきます。検査結果で陽性反応が示された際は、ピロリ菌除菌を行います。再発予防にもつながります。また、患者さんの状態に合わせて薬を処方させていただきます。ご来院される際は、お薬手帳もしくは服用薬を持参しましょう。高度な内視鏡システムを導入しており、経験豊富な医師が検査を行っています。患者さんの身体への負担が少ない胃カメラ検査を心がけています。

胃カメラ検査について

治療方法

潰瘍が発生してから治る過程には、活動期と過程期、瘢痕期があります。潰瘍は再発しやすく何度も炎症が生じると、将来的に胃がんを発症しやすいです。ピロリ菌除菌は、粘膜の状態を改善させてから行います。ピロリ菌除菌は、1週間程度、薬を服用していただきます。除菌に成功すると、炎症や潰瘍の再発を防げます。検査で陽性反応を示した際は、速やかに除菌治療を受けましょう。

活動期とは

胃の粘膜が奥深くまでダメージを受けている状態です。安静にしておく必要があります。治療は、胃液分泌を抑える薬や粘膜をバリアする作用をサポートする薬を用います。出血や穴が開いている場合は、止血処置や手術を行います。再発を防ぐためには、タバコやアルコールを控えて、栄養バランスの良い食事を摂りましょう。ご自身のストレス解消法を見つけておくことも有効といわれています。

過程期とは

症状が落ち着いていますが、悪化させやすいため、注意していただく必要があります。周辺の腫れがおさまり、潰瘍が小さく浅い状態になります。食生活を見直して、医師の指示に従って薬を服用しましょう。

瘢痕期の治療方法

瘢痕は、白っぽい状態になります。胃潰瘍の治療を始めてから2ヶ月程度で炎症がおさまり、瘢痕期を迎えます。生活習慣を見直したり、ご自身のストレス解消法を見つけて、再発予防を行いましょう。また、定期的に胃カメラ検査を受けられることを推奨しています。

住所 〒530-0017
大阪府大阪市北区角田町7-10

HEP NAVIO 6F
アクセス 梅田駅から徒歩2分
電話番号 06-6311-8000
診療科目 消化器内科、内視鏡内科、肛門内科、内科
診療時間
09:00~12:00
(外来)
15:00~17:00
(外来)
08:30~16:30
(内視鏡検査)

休診日:木曜・祝日
▲水曜:08:30~15:00 ★日曜:09:00~15:00
(内視鏡検査のみ)

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